外壁の塗装
外壁の塗装は建物を保護し、美観を保つのに重要です。外壁をいつまでも美しく、丈夫に保つことが家を長持ちさせる秘訣です。普段何気なく見ている部分でもよく観察すると外壁の痛みが発生している箇所が見つかるかも知れません。
○外壁表面・目地にヒビ割れがある。
○外壁を手で触ると粉が付く。(チョーキング現象)
○日当たり、風通しの悪い面にカビ、藻が表面に付着している。
○塗装が剥がれ落ちている箇所がある。
○外壁の色が変色している。
こういった症状が確認できるなら、塗替えの時期です。
一般的には5~10年、7~10年などと言われてますが、環境や気象条件、施工方法、施工時の状況により大きく変わってきますので、建物の現在の劣化状況で客観的に判断することが重要です。
○外壁を手で触ると粉が付く。(チョーキング現象)
○日当たり、風通しの悪い面にカビ、藻が表面に付着している。
○塗装が剥がれ落ちている箇所がある。
○外壁の色が変色している。
コンクリート・モルタル・ALC外壁(既設アクリルタイル凹凸模様) | ||
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モルタルの外壁は年月が経つと振動や材質の伸縮により、壁表面にヒビ割れが発生します。 そこから雨水等が浸入し、下地を腐食させることがあります。また表面に汚れが付きやすく、汚れ、カビ、コケの原因になりやすいので、早めの対策を考えた方がよいと思います。 | ||
1.施工前 表面の色あせ、汚れがかなり目立ちます。 |
2.高圧水洗浄 汚れ、カビ、コケなどを丁寧に取り除きます。 |
3.外壁ヒビ割れ・サッシ廻りシール補強 変成シリコン系シーリング材で外壁表面、目地のヒビに充填していきます。 |
4.養生 窓ガラスやその他、塗装しない部分をマスキングテープ、ビニールなどでふさぎます。 |
5.下塗り 微細なヒビ割れ、巣穴などもカバーし、防水性能もある微弾性フィラーを塗布します。 |
6.中塗り 低汚染、防カビ、防藻性能のあるシリコン塗料を塗布します。 |
7.上塗り 中塗同様に仕上げます。 |
8.養生ビニール撤去 塗装前に張り付けたビニール等を撤去していきます。 |
9.施工後 |
サイディング外壁 | ||
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サイディングボードの外壁は施工時から5~7年で表面の防水が劣化し始めます。右写真は外壁に触れると手に白い粉のようなものが付く「チョーキング」という現象で、塗膜が劣化し、防水機能を損なっていることを示します。そのため、塗り替えによるメンテナンスにより、ボードの変形や割れ、又は雨水の吸水を予防する必要があります。また継手部分やサッシ廻りのコーキングの劣化により破断、割れて、雨水等の浸水の原因になりますので、塗り替えの際は古いコーキングを除去し、打ち替えることをお奨めします。 | ||
1.高圧水洗浄 壁表面のホコリ、汚れ、藻、コケ、カビなどを洗い流します。 |
2.既設シーリング材撤去 劣化、破断したシーリング材をカッターで切り、完全に除去します。 |
3.シーリング材充填 プライマー塗布後、塗装可能なシーリング材をサッシ廻り、サイディング目地に充填します。 |
4.養生 窓ガラスやその他、塗装しない部分をマスキングテープ、ビニールなどでふさぎます。 |
5.下塗り 上塗りの吸込み防止、密着性を良くするために下塗材(シーラー)を塗布します。 |
6.中・上塗り 中・上塗りはローラー塗装により丁寧に仕上げていきます。 使用塗料:弱溶剤型二液シリコン塗料。 |
7.養生ビニール撤去 塗装前に張り付けたビニール等を撤去していきます。 |
8.清掃。片付け 最後の清掃まで徹底してさせていただきます。 |
9.施工後 |